10年先を見つめて・・・
39歳 介護福祉士
平成22年7月入社
入社のきっかけ
専門学校を卒業後、特別養護老人ホームのユニット型の施設で勤務をしていました。そこでは40名のご利用者様の介護をさせていただき、5年程勤務しました。最終的にはフロアリーダーまでさせて頂き、色々な経験を積むことができました。その中で、大きな特養とは違った別の形の介護を目指してみたいと思い、「1人1人に個別の介護を提供していくこと」を方針に掲げているこの会社に平成22年月に入社をしました。
現在の仕事内容
入社後は、複数の地域密着型通所介護施設での勤務を経験しながら、「個別対応を追求する」という方針にそった介護サービスを提供しています。
現施設には平成29年5月より管理者として勤務をしています。
管理者として利用者さまのケアの質を追求することはもちろんですが、「職員さんが働きやすい環境」を構築していく事がいずれ利用者さんに還元されていくという考えが徐々に強くなっています。スタッフさんと一緒にいい施設を作っていきたいと思います。また管理者をしていく中で、以前社長から「運営と経営は違うという事」を声を掛けて頂き、ハッとさせられる部分がありました。それまでは「正しい介護をやっていれば答え(利用増)は帰って来る」と思っていましたが、それだけでは無いと考え始めました。自分たちがしているサービスをしっかりと関係者の方々に発信し、皆で情報を共有し、連携を取る事で始めて外部に自分達の介護を認めてもらえるということを理解しました。これからもご利用者様にも、ご家族様にも、ケアマネジャー様にも開かれた施設を作っていきたいと思っています。
そして、介護サービスを提供する職員としても、そして施設の管理者としても成長をしていきたいと思っています。
日本総合福祉会で仕事をしていてうれしかったこと
ご利用が終わった後でも家族さまからのお礼やお手紙を多くいただき、とても励みになっています。また、長年ご利用いただいたご利用者様がご逝去された後も、ご家族さまから「付き合いが無くなるのは嫌だ!イベント等にも呼んで欲しい、ボランティアでお付きあいします。そこで過ごせる一日は私にとって幸せな一日になると思う」と言われた時には今までやってきた事は間違っていなかったと実感しました。
また、「楽しいと思える時間を共有する事」はいつも意識している事です。
仕事だからと言うのでは無く、自分も楽しい、そして利用者さんも楽しいとおもえる活動を追求しています。ご利用者様お一人一人の表情が笑顔になっているかを確認しながら、また職員の笑顔はあふれているか確認をしながら日々サービスを提供しています。価値ある時間を創っていきたいと思います。
これからの展望
近い未来に時代が変わって行くかも知れません。その中で施設として生き残れる事ができるように、地域の中で「満足の種を増やしていく行動」をとっていきたいと思っています。そしてより多くの方の在宅生活を支えていきたいと思っています。